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May 1,2002 wed.

今日は梅雨時のような空気が流れている。

いつもの道、若い人が、小さな花屋を始めたようだ。
カフェで働いていそうなファッションの彼と彼女。
今日の彼の後ろ姿、何か笹のような葉柄のアロハ、
なんかお花屋さんらしくて、心の中で笑った。
紫陽花が、出番を待っていたかのように美しく咲いていた。

去年は、個展の準備やなにかで気忙しかった時期、
今年は、ゆっくりと季節の流れを眺めよう。

中国の薔薇茶は、発酵茶なのでカビに似た匂いがする。
薔薇の香りと茶葉の香りとカビの匂い、
遠い記憶をまた呼び起こされる。

子供の頃、祖母の家、迷い込んだ奥座敷とか、
小樽の暗黒舞踏の人々の住処とか、
アンティーク店で手にとった西洋人形とか。

MOBYと坂本美雨さんの新譜を買って帰る。
プレイヤーにCDをセットする。
作業用のライトをつける。
今日の私の両手は、どんな調子だろう。
なにか素敵なものを生み出そうと生きている。

もうすぐ五月雨。

EGOCENTRIC BINOCHE Violently Happy