<< EXIT :::: NEXT >>
April 23,2002 tue.

街を捜し歩いた虚しい数時間
昼間の雨は私の鼓動を刻んだわ
カフェからバーへと足を運びながら
あなたの居場所を知ってたらと悔やむ私
あなたが私の心を曇らせてしまったのよ
今の私は何もかも調子っぱずれ

うつろな空は忘れろというし
くよくよするなって忠告ならマシな方
こうして通りの下を歩いてゆけば
もう一度あなたに逢えるかしら
私の心を曇らせてしまったあなた
そのときまで私の時間は止まったまま

私が悲しいのはいつものこと
ときにはそれを楽しんでいることもあるわ
あなたがくれた欲望という名の贈り物
もうマッチに火がついてしまったのよ

なにもすることのない夜の連続
想いはすべてあなたにつながってしまう
不安と退屈が混じりあい
たまらずまた外出してしまう
こんな息苦しい思いはイヤ
とっても時間をムダにしてるみたい

+

スタイル・カウンシルの『CAFE BLEU』より
"THE PARIS MATCH"
EBTGのトレーシー・ソーンの声、
蘇る記憶の海...

中古CD店の中、ふと懐かしい気持ちになるギターの音、
「誰の曲だったかしら?」
次の瞬間、心地よいトレーシーの声、
「あっ、CAFE BLEU」
このアルバムのBLUE CAFEからTHE PARIS MATCHへの流れが好き。

このアルバムが、流行ったあの頃、
私は、音楽スタジオの受付で、ミキシングルームから流れてくる
このレコードをぼんやりと聞いていた。
確か同僚の彼が、好んで聞いていたからだったと思う。
夜の街にもスタイル・カウンシルは、いやと言うほど溢れていた。
天の邪鬼の私(笑)は、当時スタイル・カウンシルにもEBTGにも気を止めなかった。

思い出にしがみつくことなど、嫌い。
でも突然、過去の情景に心を鷲掴みされてしまうことがある。
無意識のうちに細胞に刻み込まれた音、そして記憶。
涙が出るほど懐かしいのは本当。

EGOCENTRIC BINOCHE Violently Happy