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地下鉄のドアが開いた時、開かなかった時... つまり同じヒロインが、何通りかのストーリーを演じていくという、 そういえば、『ラン・ローラ・ラン』もそうだったけれど、あまり興味が惹かれない。 観方を始めから強制されるような感じで窮屈な感じがするから。 そういう理由でこの『スライディング・ドア』にも惹かれなかった。 昨年の春先だったと思うけれど、BSでこの映画のオンエアーがあり、まったく期待せずに観てみた。 観終わってから、しばらくいい気分でいる私。 最高の気分とは、違うけれど、疲れない程度に自分のペースで思考しながら楽しめたし、 ロンドンが、舞台なので、イギリス好きの私にはたまらない。(笑) 広告代理店のキャリアウーマンのヘレンが、ある日突然解雇されてしまう。 その帰りの地下鉄に乗ることができた時、乗り遅れてしまった時と、 彼女の運命は、いかに?と言ったところだろうか... 地下鉄に乗ることができたヘレンは、恋人の浮気現場に遭遇してすっぱり失恋。 後者のヘレンより遥かに早く、同一の運命の男性に出会いロマンティックな時間を持つ。 地下鉄に乗り遅れたヘレンは、恋人の浮気に気づかず、 小説家である愛する彼のためにアルバイトの掛け持ちの日々。 この男はヒモ??という怒りも溢れてくる。 この中の登場人物を観ていると、きっと無意識に「どのパターンが、いいかな?」 「この男性は、信用できるかしら?」「私だったらどちらの彼女かな?」 なんて具合に楽しむことができる。 最終的には、もう一歩のところで、どちらのヘレンにも悲劇が訪れる。 ここで二人のヘレンの運命がシンクロしてきて... 最後は...多分大体の観客が、ホッとするのでは? ウマイ!と私は、独りTVに向かって、ニヤニヤしていたと思う。 と、今さらなのは先週再びオンエアーされたので。 そして、Didoの曲が、使われていたことに気づいた。 Didoって、なんか気になる私、グイネスもとてもステキです。 とても好きな映画です。 |
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