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February 13,2002 wed.

地下鉄のドアが開いた時、開かなかった時...

つまり同じヒロインが、何通りかのストーリーを演じていくという、
そういえば、『ラン・ローラ・ラン』もそうだったけれど、あまり興味が惹かれない。
観方を始めから強制されるような感じで窮屈な感じがするから。
そういう理由でこの『スライディング・ドア』にも惹かれなかった。
昨年の春先だったと思うけれど、BSでこの映画のオンエアーがあり、まったく期待せずに観てみた。
観終わってから、しばらくいい気分でいる私。
最高の気分とは、違うけれど、疲れない程度に自分のペースで思考しながら楽しめたし、
ロンドンが、舞台なので、イギリス好きの私にはたまらない。(笑)

広告代理店のキャリアウーマンのヘレンが、ある日突然解雇されてしまう。
その帰りの地下鉄に乗ることができた時、乗り遅れてしまった時と、
彼女の運命は、いかに?と言ったところだろうか...

地下鉄に乗ることができたヘレンは、恋人の浮気現場に遭遇してすっぱり失恋。
後者のヘレンより遥かに早く、同一の運命の男性に出会いロマンティックな時間を持つ。
地下鉄に乗り遅れたヘレンは、恋人の浮気に気づかず、
小説家である愛する彼のためにアルバイトの掛け持ちの日々。
この男はヒモ??という怒りも溢れてくる。

この中の登場人物を観ていると、きっと無意識に「どのパターンが、いいかな?」
「この男性は、信用できるかしら?」「私だったらどちらの彼女かな?」
なんて具合に楽しむことができる。

最終的には、もう一歩のところで、どちらのヘレンにも悲劇が訪れる。
ここで二人のヘレンの運命がシンクロしてきて...
最後は...多分大体の観客が、ホッとするのでは?
ウマイ!と私は、独りTVに向かって、ニヤニヤしていたと思う。

と、今さらなのは先週再びオンエアーされたので。
そして、Didoの曲が、使われていたことに気づいた。
Didoって、なんか気になる私、グイネスもとてもステキです。
とても好きな映画です。

EGOCENTRIC BINOCHE Violently Happy