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January 13,2002 sun.

『世界は彼女の何を評価したのか』

夕べのNHKスペシャル、
コム・デ・ギャルソンのデザイナー川久保玲のドキュメンタリー。

私が、コム・デ・ギャルソンを初めて知ったのは、18歳頃、
ちょうど彼女のボロファッションの時代だったと思う。

雑誌でその洋服を見た時、妙な感覚を感じた記憶がある。
洋服の在り方を超越したところ、視野に飛び込んでくるその形状による刺激?
受容、反発、疑問、迷走、嫌悪...そして自分の内面に辿り着く。

洋服とは、何か?人間の体とは?男女の性差別とは?動きとは?
どんどん引き出される哲学の領域に近い思索。

知性の問題?

「きれいなものは、たくさんある」
彼女は言う。

それにしても彼女がシーズン毎に起こす革命にも近いショウ、
見たこともない洋服(と言ってもいいのか?)に正直戸惑う、
そのストイックで幽玄な空間が、
その対極にある解放へと私達を導いているような気がするから不思議だ。

ほどけていく感覚と緊張とが交互に現れて...

EGOCENTRIC BINOCHE Violently Happy