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中島潔が描く金子みすゞ ―まなざし― + + + 花のたましひ 散つたお花のたましひは、 み佛さまの花ぞのに、 ひとつ残らずうまれるの。 だって、お花はやさしくて、 おてんとさまが呼ぶときに、 ぱつとひらいて、ほほえんで、 蝶々にあまい密をやり、 人にや匂ひをみなくれて、 風がおいでとよぶときに、 やはりすなほについてゆき、 なきがらさへも、ままごとの 御飯になってくれるから。 + + + 中島先生に初めてお会いした時の優しい笑顔の奥に見えた何か。 年月を経て、この絵を見た時、やっと出会えたような気がした。 今までの作品で、1番好きな絵。 (C)朝日新聞社 << EXIT :::: NEXT >> |