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生身のからだに鋼の刃が突き刺さり 流された血が夕陽に染まって乾いて行く時 明日にでも雨が降れば血痕は洗い流される だけどぼくらの心を襲ったものは いつまでも消え去りはしない ことによるとこの最終手段は 暴力は何の解決にもならず 怒れる星の下に生まれた者たちにはなす術がないという 一生かけての主張を捩じ伏せるものだったのかもしれない 人というものがこんなに脆いとぼくらに思い知らせようと いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう まるで星が涙を流しているようだ まるで星が涙を流しているようだ いつまでもいつまでも雨は教えてくれるだろう 人というものがどれほど脆い存在か ぼくらがどれほど儚い存在か 人がどれほどよわいか ぼくらがどれほど儚いか + + + 2001年9月11日、イタリア、トスカーナ、 スティングの家で行われたライブ『...all this time』を聞いている。 ポリスやスティングの音楽は、好むと好まざるとに関わらず、 いつでも傍らに存在しているような、私にとってはそういうものだった。 特に意味はなかったのだけれど、TEN SUMMER'S TALESから、アルバムを聞いていなかった。 時折、ラジオから流れる彼の声には、ふと手をとめていたくらい。 つい2日前にスティングのライブCDが、発売されると知った。 まさか、あの悪夢のような出来事が起こったあの日のライブとは。 FRAGILEの入っている...NOTHING LIKE THE SUNは、 個人的にも色々な出来事があった時のもので思い出深い。 そして『孤独のダンス』には、言葉も無かった。 自分は、女だからなおさら。 気忙しく自分の為すべきことに走っているのは、こんなところに答えがあったのか と、あらためて気付かされるFRAGILE。 その日スティングは、この曲を涙ぐみ泣き声で歌い始めたそうだ。 |
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